横浜市勤労者福祉共済(愛称:ハマふれんど)は、横浜市内にある中小企業のための福利厚生制度です。
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  • 2017.12.25
  • 福利厚生の知識

福利厚生で定着率向上!ユニークな取り組みをご紹介

今や若年層の2人に1人が離職経験者。

企業は離職率の低下を目指し、様々な取り組みを行っています。

企業独自の福利厚生制度の充実もその一つ。

社員の満足度と定着率を向上させる、ユニークな福利厚生の取り組みについてご紹介します。

福利厚生を充実させて社員の定着率を上げよう!

離職率が高いと人材不足に

現在企業が抱える人材不足の原因の一つに、離職率の高さがあります。

厚生労働省が2013年に実施した若年者雇用実態調査によると、15~34歳の労働者(学生を除く)で「初めて勤務した会社で今も働いているか」の質問に対し、Yesは51.7%、Noは47.3%。

若年層の実に約半数が離職経験者であり、高い離職率であることがうかがえます。

人材不足を解消するためには、優秀な人材の採用活動はもちろん、同時に社員の定着率を上げて離職者を出さないようにする必要があるのです。

そこで、社員の定着率をアップさせるために福利厚生の充実や独自の制度の導入を図る企業が増えています。

働きやすく安心して働ける会社では、誰でも長く働きたいと思うものです。

福利厚生を充実させることで、社員の満足度や労働意欲がアップし、定着率の向上・離職率の低下につながります。

自社に合った福利厚生制度は何?できることから始めよう

従来多く見られた福利厚生制度は、住宅手当や家族手当といった、社員の生活を経済的にサポートするものでした。

しかし近年、終身雇用制度の崩壊やワークライフバランスの取り組みの広がりなどから、リフレッシュや社内コミュニケーションを促して働きやすさをサポートするような福利厚生制度が増えてきています。

更に各企業が企業独自のユニークな制度を導入するなど、企業ごとに取り組みは様々です。

ユニークな福利厚生制度はインパクトがありますが、大切なことはその制度が社員にとって有益であり、長い目で見ると会社にもきちんと還元されるということです。

社員の声を聞き、自社の特徴や課題、社内の様子などを把握して、自社に合った制度の導入を目指しましょう。

例えば・・・

・チームワークが重要な業種

レクリエーションや社員旅行など、社員の交流をサポートする制度

・クリエイティブ、創造性が必要な業種

リフレッシュのための特別休暇など

・社内作業が長い会社

リフレッシュルームやコーヒーサーバー設置など職場環境の整備

新規の福利厚生制度の導入にはコストがかかりますが、社員の満足度の高い制度であれば、定着率のアップだけではなく、生産性の向上や優秀な人材の採用などの効果が期待されます。

休憩室や自動販売機、コーヒーサーバーの設置などは、環境整備型の福利厚生として導入しやすい一例ではないでしょうか。

また、福利厚生制度は導入しただけででは意味がありません。

積極的に活用できるように、社内周知や環境の整備、上司の立場にある方が積極的に活用していくことが必要です。

企業独自のユニークな取り組みの事例

様々な企業で、独自のユニークな取り組みがなされています。

ここでは、その一部をご紹介します。(平成29年12月時点の情報)

ソフトウェア開発会社

育自分休暇制度

留学、転職、独立など、自分の成長のために退職する人に対し、最長6年間は再入社が可能。

人材派遣会社

グループ旅行補助制度

所属チームの目標達成度合いに応じて年間最大20万円が支給。

社員4人以上で1泊以上の旅行に行くことが支給条件となっています。

コンサルティング会社

カルチャー&エンタメ半休

芸術鑑賞や文化活動に参加するために半休がとれる制度。

1回につき最大5000円が支給されます。

インターネット関連会社

おひるねスペース

午後の作業効率アップのため、20分程度の昼寝を推奨。

12時半~13時半の間、仮眠室で誰でも気軽に昼寝をすることができます。

困った時は福利厚生アウトソーシングを活用する手も

ユニークな福利厚生も魅力的ですが、自社に本当に必要な福利厚生はどのようなものかを知り、堅実に運営できる制度を導入することが重要です。

しかし、福利厚生運営のノウハウがないため、導入や運営がなかなかうまく行かないという場合もあると思います。

このような場合には、福利厚生のアウトソーシングサービスを活用するのがおすすめです。

福利厚生アウトソーシングは、福利厚生を運営するための様々なノウハウを持っています。

そのため、社員の要望やそれぞれの会社に合った福利厚生の提案・構築をしてもらえるので、運営ノウハウがない会社でも社員の満足度をアップすることが可能です。

福利厚生の導入に困ったら、福利厚生アウトソーシングに相談するのも一つの手段として考えてみてはいかがでしょうか。

福利厚生アウトソーシングについてはこちらの記事「福利厚生をアウトソーシングするメリットを知って経営に活かす!」https://www.hamafriend.jp/column/management/outsourcing.html

でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

まとめ

ユニークな福利厚生制度をご紹介しましたが、社員の満足度を上げるためにこのような制度を今すぐに導入することは、決して簡単ではありません。

ユニークでインパクトがある福利厚生制度は魅力的ですし話題性もありますが、小さな取り組みからでも社員の働きやすさや満足度を上げることは可能です。

まずは社員の声をよく聞き、社内の状況や課題をつかんで、自社にぴったりな福利厚生制度を検討してみましょう。

優秀な社員の定着率アップのためにも、今一度、自社の福利厚生を見直してみてはいかがでしょうか。

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